会話術 恋愛の悩み

【恋愛の損得勘定】「尽くす女」が損をする理由 。心理学が教える正しいギブ&テイク

「彼のためにあれこれ尽くしているのに、なぜか大切にされない」「尽くせば尽くすほど、彼は私から離れていく」と悩んでいませんか?

恋愛における「尽くす」行為は、一見愛情深い行動に見えますが、人間関係の心理学から見ると、尽くしすぎる女性は「損」をするメカニズムが働いています。

今回は、尽くす女性が報われない心理的メカニズムを解説し、彼に「与えすぎない」ことで、かえって彼の愛着を深める正しいギブ&テイク戦略を伝授します。

尽くす女が損をする2つの心理学的な理由

尽くしすぎる行動は、彼の中に「あなたの価値」を不当に下げてしまう結果を招きます。

認知的不協和の解消

彼はあなたから「尽くされる」という恩恵を受け取っています。

しかし、人間は「自分が努力して手に入れたもの」にこそ高い価値を感じるようにできています。

あなたがあまりにも尽くしすぎると、彼はあなたを手に入れるために「努力をしていない」という認知的不協和が生じます。

彼はこの不協和を解消するために、「自分はそれほど彼女を愛していない」という結論を出し、あなたの価値を低く評価してしまうのです。

「愛着のズレ」が生じる

あなたが尽くすことで、彼との関係は「一方的に与える人(あなた)と、一方的に受け取る人(彼)」という不健全な状態になります。

彼は努力しなくても愛されるため、あなたへの愛着(執着)が深まりません。

逆に、尽くしているあなた自身の方が、彼への時間と労力を投資しているため、彼への愛着(執着)が深まってしまうのです。

彼の愛着を深める「正しいギブ&テイク」戦略

彼に愛着を持たせるためには、彼に「あなたのために努力する機会」を与えることが重要です。

「小さな手間」を頼む

彼にとって「ちょっと面倒くさいけれど、あなたのためになる小さな頼みごと」を積極的にしましょう。

実践法:
「重い荷物を運んでもらう」「彼の家で簡単な手伝いを頼む」「仕事のことで少しだけアドバイスを求める」など。

心理効果:
彼はあなたのために「労力というコスト」をかけることで、「自分は彼女にとって必要な存在だ」と感じ、あなたへの愛着が深まります(ベン・フランクリン効果)。

「感謝」は具体的に、報復はしない

彼が何かをしてくれたら、必ず具体的な言葉で感謝を伝えましょう。

「ありがとう。〇〇君のおかげで本当に助かったよ」と伝えることで、彼は自分の行動が報われたと感じます。

一方で、彼が何かをしてくれなくても、感情的な報復(不機嫌になるなど)は絶対に避けましょう。

まとめ

尽くす女性が報われないのは、彼の愛が足りないのではなく、彼にあなたを愛するための「コスト」を支払わせていないからです。

心理学に基づいた正しいギブ&テイク戦略で、彼に「あなたのために努力する喜び」を与え、彼のあなたへの愛着を深く育んでいきましょう。

-会話術, 恋愛の悩み
-