
好きな人と初めて二人きりで話すときって、緊張して何を話せばいいかわからなくなりますよね。 「沈黙になったらどうしよう」「つまらない人だと思われたくない」……そんな不安から、頭の中が真っ白になってしまう人もいるかもしれません。
でも、大丈夫です!実は、「話しやすさ」は持って生まれた才能ではなく、ちょっとしたテクニックでつくることができます。
今回の研究では、あなたが緊張せず、彼に「また話したいな」と思わせるための、とっておきの会話術を3つご紹介します。
1. 相手との心理的な距離を縮める「ミラーリング効果」

あなたは、仲の良い友達と話しているとき、無意識に同じタイミングで飲み物を飲んだり、同じようなジェスチャーをしたりしていませんか?
これは、「ミラーリング効果」と呼ばれる心理学的な現象です。人は、自分と似た行動をとる相手に親近感を抱きやすいという特徴があります。
実践方法:
- 相手と同じペースで話す: 彼がゆっくり話すタイプなら、あなたも少しゆっくり話すように意識してみましょう。
- さりげなくジェスチャーを真似る: 彼が髪を触ったら、あなたも少し後に髪を触る、といったように、さりげなく同じ仕草をしてみます。
注意点: 露骨に真似をすると「真似されてる?」と不信感を与えてしまうので、あくまでもさりげなく、自然に行うのがポイントです。
2. 「はい」「いいえ」で終わらない魔法の質問「オープンクエスチョン」
初対面の人との会話でありがちなのが、「質問攻め」になってしまうことです。 「ご出身は?」「趣味はなんですか?」と矢継ぎ早に質問してしまうと、彼は尋問されているような気持ちになってしまうかもしれません。
そこで活躍するのが、「オープンクエスチョン」です。これは、「はい」「いいえ」で答えられない、相手が自由に答えられる質問のことです。
実践方法:
- NG例: 「音楽が好きですか?」→「はい」で会話が終了。
- OK例: 「最近どんな音楽を聴くことが多いですか?」→「最近は〇〇をよく聴きます。〇〇さんは?」と、会話が広がりやすくなります。
「なぜ?」「どうやって?」といった言葉を付け加えるだけでも、オープンクエスチョンに変わります。
3. 話を広げる「共感+自分の話」
人は、自分の話を聞いてもらうことで、心を開きやすくなります。 でも、ただ聞いているだけだと、「この人、話を聞いてくれるけど何を考えてるんだろう?」と思われてしまうことも。
相手が話してくれたことに対して「共感」を示し、そこから自分の話を少しだけ付け加えてみましょう。
実践方法:
- 相手の話に共感する: 「わかります!」「いいですね!」と、相槌を打ちながら共感を示します。
- 自分の経験をプラスする:
- NG例: 「旅行が好きなんです」→「へー、そうなんですね」で終了。
- OK例: 「旅行が好きなんです」→「わかります!私も旅行が好きで、この前〇〇に行って、〇〇がすごく良かったです」と自分の経験を付け加えます。
これにより、「この人は私の話をちゃんと聞いてくれるし、共通の話題があって話しやすい」と感じてもらえます。
まとめ
会話が苦手だと思っていても、ちょっとした工夫で「話しやすい人」になることができます。
ミラーリングで親近感を、オープンクエスチョンで会話のきっかけを、そして共感+自分の話で彼との距離を縮めていきましょう。
さあ、次は彼の前で、今日学んだ会話術を実践する番です!あなたの片思いが、素敵なコミュニケーションから始まりますように。