恋愛コラム

「私のこと嫌いになった?」仕事で疲れた彼がLINEを返せないのは、愛情不足ではなく「脳のガス欠」のせいでした。

「既読はついているのに、何時間も返信がない……」

「SNSは更新しているのに、私への返信は後回し?」

仕事で忙しい彼を持つ女性にとって、LINEの未読・既読スルーは最大の不安の種ですよね。

「もう私への優先順位が下がったのかな」「嫌われたのかな」と自分を責めてしまう夜もあるかもしれません。

しかし、安心してください。

彼がLINEを返さないのは、あなたのことが嫌いになったからではなく、彼の「脳」が一時的に機能停止しているだけかもしれません。

今回は、仕事疲れの男性脳で何が起きているのかを脳科学的に紐解き、彼の心の充電を助け、自然と返信が来るようになる「魔法のアプローチ」を解説します。

「愛情不足」ではなく「脳のガス欠」:意思決定疲れ(ウィルパワー)の正体

なぜ、大好きな彼女への返信すらできなくなってしまうのか。

その鍵を握るのは、脳のエネルギー源である「ウィルパワー(意思決定力)」です。

私たちは、朝起きてから寝るまで「何を着るか」「仕事のメールをどう返すか」といった何千回もの「判断」を繰り返しています。

特に責任ある仕事をこなす男性の脳は、夕方にはバッテリーが1%以下の「ガス欠」状態に陥ります。

男性脳の「シングルタスク」特性

女性脳が複数のことを同時に処理するのに対し、男性脳は一つのことに集中する構造です。

仕事モードで脳を使い切ると、プライベートに切り替える「予備電力」すら残っていないのです。

LINEは「高度な意思決定」

「なんて返そうかな?」「いつ会えるかな?」と考えることは、疲弊した脳にとって非常に重いタスク。

大好きだからこそ、適当に返したくないという心理が働き、脳が「今は判断を保留しよう(=スルー)」とシャットダウンを命じているのです。

追撃LINEが逆効果な理由:ノルアドレナリンの暴走

返信がない不安から、「生きてる?」「何か悪いことした?」と追撃LINEを送ってしまうことがありますよね。

しかし、脳科学的にはこれは逆効果です。

疲れ切った脳に「返信を促す刺激」が加わると、脳内ではストレスホルモンである「ノルアドレナリン」が分泌されます。

すると、彼はあなたからの連絡を「癒やし」ではなく「処理しなければならないプレッシャー」として認識してしまい、さらに脳の回避反応を強めてしまうのです。

彼の脳を「疲労」から「快感」へ。返信が来る2つのステップ

彼の脳を癒やし、再び「あなたと話したい」という報酬系(ドーパミン)を動かすには、以下のステップが有効です。

① 「返信コスト」をゼロにする

彼のウィルパワーを消費させない工夫をします。

ポイント

・Yes/Noで答えられる質問にする

「返信は不要だよ」と明記する
「返さなくていい」と言われると、逆に脳のプレッシャーが解け、ふとした瞬間に返信したくなるという「心理的リアクタンス」が働きます。

② セロトニンを刺激する「感謝」と「肯定」

仕事でボロボロの脳が最も求めているのは、心の安定剤「セロトニン」です。

  • OKな一言: 「今日もお疲れ様!頑張ってるの知ってるよ、ゆっくり休んでね」
  • NGな一言: 「無理しないでね(=無理していることを指摘)」

「頑張ってるね」という承認は、彼の脳の報酬系を刺激し、あなたを「自分を理解してくれる唯一の避難所」として再定義させます。

まとめ:彼の沈黙は、あなたへの信頼の証

男性がLINEを返さず「殻に閉じこもる」のは、実は「あなたにはカッコ悪い姿(疲れ切った姿)を見せたくない」という、彼なりのプライドと甘えの裏返しでもあります。

彼からの連絡が途絶えた時は、「私のせい」ではなく「彼の脳が頑張った証拠」と捉えてみてください。

あなたがどっしりと構え、彼の脳を休ませてあげる「安全基地」になれた時、彼は充電が完了するやいなや、真っ先にあなたの元へ戻ってくるはずです。

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研究員K

感情に振り回される「苦しい片思い」を、心理学と脳科学で攻略する恋愛の専門家。 かつての依存体質な自分を、科学的分析で「追われる側」へと変えた経験を持つ。 現在はカウンセラーとして多くの相談に乗りながら、読者の恋に「根拠のある解決策」を提示。 好きな人の心を読み解くヒントを、日々研究・発信中。 「片思いを、科学で解き明かす。」

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